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「ハーレム禁止の最強剣士!」ブログ

「小説家になろう」「カクヨム」で青葉台旭の名前で小説を書いています。その新規投稿の告知をします。読んだ小説の感想や、観た映画の感想を書いています。撮った写真を載せています。

デジタルカメラの画素数が上がっていくのは、しょうがない事なのかも知れない

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なぜなら、アップルが5Kディスプレイを発売したから

デジタルカメラの画素数が上がっていくのは、しょうがない事なのかも知れない。

画像処理の分野で大きな影響力を持っているであろうアップルが5Kディスプレイのアイマックを発売したから。

画素数が5120×2880=1470万画素。
デルも同じく5120×2880=1470万画素の5Kディスプレイを出した。

ひと昔前の1000万画素級のコンパクトデジカメだと、もはや等倍ですら足りなくなり、拡大しないと全画面に表示できなくなってしまった。

1600万画素クラスのAPS-Cセンサーの一眼レフは、今でもまだまだ現役で使っている人も多いと思うが、それさえも、ちょっと傾き補正をしたりクロップするだけで、ディスプレイの画素を下回ってしまう。

いや、1600万画素の画面サイズは4900×3200くらいだから、写真をディスプレイの横幅に合わせて上下をクロップする「ワイド画面表示」すると、既にこの時点で、拡大しないと横幅が足りない。

心理的な作用として、5Kのアイマックやデルの5Kディスプレイを買うような、ディスプレイにこだわりのある人々が、「自分の持っているカメラでは写真を拡大しないと全画面で表示されない」という事に我慢できるだろうか。

ウェブなどのデジカメ・レビュー記事では画像を「等倍」に切り出して画質を検証しているが、5Kディスプレイの時代には、カメラの画素が多くないと、画面サイズが、その等倍表示を上回ってしまう。ただ全画面表示をするだけで、等倍どころか拡大表示になってしまって画質が落ちてしまう。

デジカメで一般的なベイヤー配列センサーは、2×2=4画素を1セットにした市松模様でRGBカラーを取得している。
カメラを作っている人たちとしては、できれば画面に表示するときは縦方向に半分、横方向に半分の縮小表示をして欲しいと思っているのではないか。それでやっと一つの画素が持つ色情報が完全になるのだから。

という事は、つまり、5Kディスプレイに綺麗に全画面表示をさせることを前提に作られたセンサー、画素数1470万×4=5880万が、ハイエンドカメラの基準ラインになって行くような気がする。

あとは、人間の側が、つまり人間の目と脳が「これ以上画素を上げても見分けがつかないから、いらない」と、どの時点で言うか、という話になってくると思う。

私の愛機は、どうかと言うと……

ちなみに私の8000円のデジカメは、1/2.3インチで2000万画素だ。
傾き補正やクロップするときには、この画素数の多さはありがたいが、一番明るい場所と一番暗い場所の振れ幅が狭すぎて、すぐ白とびか、または黒つぶれを起こしてしまう。受光素子に「深み」が足りないんだな。小さすぎて。

それを、縦を約5.15分の1、横も5.15分の1、合計画素数で26.5分の1まで縮小して長辺1000ピクセルで掲載している。

どうせ1000×750ピクセルで見るんだから、5150×3860ピクセルもいらない……とも言えるし、逆に、どうせ縦5分の1、横5分の1に縮小して見るんだから、細かいノイズやエッジの甘さは、どうでもいい……とも言える。
ピクセル数で26.5分の1にまで縮小されると、良いディテールも無くなるが、同時に悪いディテール、つまり微小なノイズも、きれいさっぱり消えてしまう。

そういう意味では、同じ1000×750ピクセルにするなら、縮小率は高ければ高い方が良い=画素数は多い方が良い……という考え方もある。

つまり最終出力時の情報量が決まっているときに、その出力データと同じ周波数で外界から情報をサンプリングして1:1で出力側に流すより、いったん何倍も高い周波数で情報をサンプリングしておいて、それを出力時に出力側の周波数まで圧縮して流した方がノイズを除去できる。

もちろん、これには「入力時の単位画素あたりのノイズ混入率が一定ならば」という但し書きがつく。そして今度は入力側の都合として、画素数が増えて1受光素子が小さくなればなるほど、単位画素あたりのノイズは増えていくはずだから、それとのトレードオフという事になるんだと思う。

カメラのことを知って面白いなと思ったのは、性能にまつわる有りとあらゆる要素が互いにトレードオフの関係にあって、しかも、それが複雑にからみあっているということだ。
画素数、撮像センサーの大きさ、ボディの大きさ、重さ、携帯性、値段、レンズの大きさ、レンズの重さ、レンズの画質、シャッタースピード、絞り、明るい部分の露光と暗い部分の露光……全てが、あちらを立てればこちらが立たず、の、トレードオフの相関関係になっている。しかも、それが2要素の間だけではなく、全てが複雑に絡み合っている。
趣味の機材として、これほど複数の要素が絡み合った機械も無いんじゃないか。
その複雑な要素の綱引きの間で迷う感じが良いのか。趣味としては。

まあ、利点もあれば欠点もあって一概には言えないという事ですね。

小さな葉っぱが無数に写っている森の風景なんかは安いコンパクトデジカメにとって一番苦手な分野なんだろうけど、まあ、頑張っているほうではないでしょうか。