「ハーレム禁止の最強剣士!」ブログ

「小説家になろう」「カクヨム」で青葉台旭の名前で小説を書いています。その新規投稿の告知をします。読んだ小説の感想や、観た映画の感想を書いています。撮った写真を載せています。

ペンタックスのK-S1+タムロン18-200(A14)は、一眼レフを手軽に楽しみたい初心者の私にとって良い選択だった。

今週のお題「今年買って良かったモノ」

ペンタックスのK-S1を買った訳だが。

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まだ使い初めてそれほど日数が経っている訳では無いが、結論として、今年一番のお買い物だった気がする。

ただし、本や映画のビデオなどは除いた物の中で、ということだが。
やはり、私にとって小説や映画は他の物質的な「お買い物」とは違う意味を持っているので。

これを買った顛末と最初に触った感想などは以下にある。

カメラを買う事に決めた。そして凄く迷った。

カメラを買う事に決めた。どのカメラにするか迷った。まず絶対にビューファインダーは必要だ。

K-S1+タムロン18-200マクロ(A14)で試しに撮ってみた。

数日間つかってみての感想。

まずは、ボディから。

良い点その1。安い。

やっぱりこれは大事。高級コンパクトと呼ばれるデジタルカメラよりもさらに安い。

良い点その2。ビューファインダーが綺麗。

このビューファインダーを覗いているだけでも、幸せな気持ちになる。
話によると、この機種のビューファインダーは他のメーカーなら10万円以上の機種にも搭載されていないような「ペンタプリズム」というものを使っているらしい。
何度も言うが、これ、いわゆる「高級コンパクト」よりもさらに安い売値です。それなのに、一眼レフの中でも高い部類の機種と同じビューファインダー。

良い点その3。ボディ自体はとてもコンパクト。

さすがに高級コンパクト並とまでは言いませんが、ボディ自体は手のひらに載るサイズです。ただ、その形まで「コンパクトカメラっぽい」感じにしてしまった事に対しては、意見が分かれるでしょう。

良い点その4。意外に、握りやすい。

一眼レフとしてはちょっと異端的な形のため、握りにくいのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、そんなに握りにくくはありません。
グリップ前面にはゴム素材がふんだんに使われていて、しかもそれが微妙に「えぐれ」のある形なので、ちゃんと指に引っかかります。

良い点その5。ローパスフィルターが無い。

私は初心者ですので多くのカメラを所有した経験はありませんし、技術が拙い事もあってローパスフィルターレスである恩恵を感じるまでには至っていませんが、解像感は良いらしい、との事です。
フリッカーなどで検索したK-S1の写真も綺麗です。

良い点その6。ボディに手ぶれ補正機能が内蔵されている。

これは大きいと思います。
むしろ、他社の機種が、なぜ本体に手ぶれ補正を搭載しないのか、その意味が分かりません。いちいちレンズ1本1本に手ぶれ補正を搭載するという設計思想は理解に苦しみます。

いまいちな点その1。露出補正ダイアルが独立していない。

初心者が一番変更するのは露出補正値だと思います。これを直接いじれるダイアルがあれば良かった。
あるいは、上位機種のようにダイアルが人差し指側と親指側の両方にあると良かった。

いまいちな点その2。防滴ではない。

これからの季節、田舎の森の中は天候が変わりやすくなります。やっぱり防滴だと安心です。
まあ、値段が安いという事で、納得出来る点ではあります。

いまいちな点その3。液晶が固定式である。

高アングル、低アングルの写真にはバリアングルやチルト液晶が便利でしょう。
まあ、これも値段が安いという事で、納得出来る点ではあります。

いまいちな点その4。変なデザイン。

前述したように、グリップはちゃんとしています。ちゃんと指に引っかかります。
しかし、あの見た目はどうなんだ、というと正直微妙です。
いや、ペンタックスがやりたかった事は分かるんです。私のようなライトユーザーやコンパクトカメラ卒業組をどう取り込むか。

「もろ一眼です、というデザインで初心者を尻込みさせてはだめだ。他社のミラーレス機のように『おしゃれで可愛いデザイン』にしなくては」という事なのでしょう。

でも、正直どっちつかずのデザインになっていると思います。
光るLEDグリップというのも意味不明です。

ひょっとしたら、変なデザイン・コンサルタント会社に騙されて弄ばれてしまったのかもしれません。
「真面目一辺倒だった奴がオシャレに目覚めた瞬間」が一番危ないのかもしれません。「自称オシャレ通」のカモにならないように気を付けないと。
頑張ってください。

レンズの良い点、いまいちな点。

良い点その1。安い。

とにかく価格ドットコムで、新品のレンズの中では1、2を争う安さです。

良い点その2。レンズ交換しなくても良い。

レンズ交換こそが一眼レフの醍醐味だというのは分かりますが、コンパクトカメラ卒業組としては、森の中を散策中にいちいちレンズを変えなくても35mm換算で27~300mmという10倍以上のズームが使えるというのは、ありがたい事なのです。

いまいちな点その1。防滴ではない。

森の中を散策して写真を撮るのが趣味なので、防滴だと天候の変化を気にしなくて良いかもしれませんが、このレンズは防滴ではありません。
まあ、値段が安いという事で、納得出来る点ではあります。

いまいちな点その2。画質があまり良くないらしい。

ネットには、そのように書いてあることが多いです。
ただ、私はまだ初心者で使いこなしていないので、この点に関しては結論は出せません。

いまいちな点その3。暗い。

とくに、望遠側が暗いのは、手ぶれを止められない腕の悪さをシャッタースピードでカバーしたい私としては、困ったなと感じることはあります。
しかし、値段が安いということを考慮すれば、我慢しなければいけないのでしょう。

結論

とにかく、それまで使っていた8000円のコンパクトデジタルカメラを卒業して、「一眼レフ」なるものを安く、お手軽に体験できたという点で、値段も含めてK-S1+タムロン18-200マクロを買って良かったです。

次に一眼レフを買う時にもペンタックスにしようと思える買い物でした。
もちろん今度は、もっと値段の高い機種を買いたい。35mmサイズの撮像素子搭載機とか。