初心者が解像感の良い写真を撮るためには、とにかくシャッタースピードを上げる事だと気づいた。
K-S1+タムロン18-200マクロ(A14)
多分、K-S1に搭載されたローパスフィルター無しの2000万画素撮像素子は、それ自体は、とても解像感の高い写真が撮れる実力の持ち主なのだろうと推測できる。
ただ、その解像感の高さを発揮するためには良いレンズと、そして何より撮影者の腕が必要なのだと気づいた。
つまり、手ブレこそが解像感の最大の敵であり、初心者が一番苦手とするのが「手を止めて撮る」事なのだと気づいた訳だ。
森の中をぶらぶらしながら風景スナップを撮るのは楽しいが、良い写真を撮るためにわざわざ三脚を持ち出すほどの根性は無い。
手持ちでパシャパシャ撮りたい。
しかし手ブレせずにシャッターを切るというのは、初心者にとってはナカナカ難しい。
それで、とにかくシャッタースピードを上げる事にした。
絞りを開けて、感度も上げて、撮る。
感度を上げたことによる画質の劣化と、シャッタースピードが遅くなることによる僅かな手ブレによる画質の劣化とのせめぎ合いで言うと、初心者にとっては手ブレによる劣化の方が大きいような気がする。